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女プロデューサー 尾崎玲子 8

性描写もございます










8.同類


 肉体関係を解消してからすぐに二週間が経った。唐突に取り戻した日常はまだぎこちないながらも、二人の関係をまた健やかなものへと塗り替えていく。
「いやー、良かったよ玲子ちゃぁん」
 相も変わらず尻を撫でる手に尾崎は体をよじる。かえってそれが相手を調子付かせるのか、ニタニタと脂ぎった顔が彼女の目の前で歪んだ。嫌悪感しか沸かないことをどうしたらこの男に分かってもらえるのか、無駄だと思いつつも徐々に距離を取る。それでも迫ってくる男に「絵理が待っていますので」とさっさと話を切り上げると、廊下を歩く背中からもへばりついてくる視線に怖気を覚えながら尾崎は絵理のもとへと戻った。
 絵理の待つ鍵付きの控え室はもう絵理専用の部屋といっても良い。ベテランの大物芸能人と並ぶ待遇は大抵のワガママを通し、持参してきたパソコンで何か作業をしている絵理に文句を言えるのは尾崎ぐらいしかいない。その尾崎でさえ最近の性行為の後遺症からか、強く出ることが難しくなっていた。ただでさえあのいびつな関係を解消したばかりで、どうやって接すればいいのかすら分からないのが正直なところだ。
 絵理、と蚊ほどの声で呼びかけると、律儀に体ごと少女が振り向く。なに、とでも言いたげに小首を傾げるいつものポーズ。それだけで尾崎の中で散々用意してきた言葉たちが意味を失ってしまう。絵理のために、なんてものは言い訳に過ぎない。結局、こちらを見上げたまま微笑む少女に尾崎は「次、行きましょう」としか言えなかった。
 関係が解消したところでそうそう劇的に変化するものではないだろうと、尾崎は高を括っていた。覚えたての中学生よろしく、すぐにまた自分を求めてくるに違いない。尾崎もまた体の疼きを押し隠すように、淡い期待を抱いていた。しかし、その予想のことごとくが甘い妄想に過ぎないことをすぐに彼女は思い知る。もうかれこれ二週間、セックスはおろかセクハラのひとつもしてこない少女に尾崎のほうが気をおかしくしそうだった。
 フジテレビ社屋を背後に残し、車は赤坂方面へと走る。元々がタイトなスケジュールの中を縫うように行われていた陵辱は、無くなってしまえば無味乾燥なプロデューサーとしての生活だけ。超一流アイドルを公私共に支える敏腕プロデューサーという肩書きにも何ら感動を覚えなくなり、ジリジリと焼けつくような衝動が彼女を追い詰める。
「尾崎さん、青」
 え? と、運転席から振り向くと、リアガラス越しにクラクションがけたたましく威嚇してきた。慌ててアクセルを踏み込んで、ガクリと揺れる車内に尾崎自身が驚いてしまう。またやってしまったと、ルームミラーから絵理を見ても冷ややかなもの。携帯ゲーム機に夢中で、よく酔わないものだと感心すらしてしまう。なにより視線ぐらいは合うかと期待していた分、空振りに終わったことに尾崎は気落ちした。体はおろか視線すら満足に交わることの出来ない関係。以前なら気にもしなかったことなのに、一度知ってしまえば人間はどこまでも強欲になってしまう。
 いいえ、これが正常なの。普通なの。
「絵理、そろそろ着くからやめなさい」
 精一杯の虚勢を目元に貼り付けて注意すると、絵理は何がおかしいのか、口の端を吊り上げながらゲーム機をしまう。いちいち気にしてしまうのか、ハンドルを握る指がトントンとリズムを取る。ちょうどまた赤信号だし、と苛立ちを他事に押し付けていると、肩に何かが触れた。何かといっても、それが絵理の手だということはすぐに分かる。同時に寄ってくる顔に、思春期の女の子のように心臓を高鳴らせてしまう自分が恨めしい。
 そっけなく、あくまで自然に。そう言い聞かせている時点で不自然ながらも、尾崎は必死に自分を御する。耳まで真っ赤なことを知られたくない。近づかれるだけで嬉しくて頬が緩んでしまっている顔を見られたくない。それ以上に恥ずかしいものを見られてきた尾崎も、その手前の段階をスキップしてきてしまったことは不幸なのかもしれない。高鳴りはすぐに疼きと取って代わり、湿り気を帯びる自分の体に失望する。別に絵理は、彼女はそういうつもりで近づいてるわけではないのに、と。
 もちろん絵理がそんな殊勝な心持ちであるはずはない。それでも尾崎は絵理を信じようとしている。もうそれは信仰のようなものだった。
 運転席を挟んで体をくっつけた絵理は「大丈夫?」と、腕を回して尾崎の額に掌を当てる。吐息が聞こえるぐらいに近く、いやらしくない程度の粘り気を持って。それだけで自分のプロデューサーは成す術もなくなってしまうことを少女は感覚的に把握する。急に切り離されたからといって、すぐに心や体が対応しきれるものではない。ひきこもりからアイドルなんて大転換を強いられた彼女だからこそ、尾崎の体と精神がまだ快楽に囚われていることは手に取るように分かった。なにより囚われていないと困るのだ。執拗なまでに尾崎を責め立てたのは、なにも性欲に突き動かされたわけではない。全ては彼女を堕とすため。戻れなくするため。身を焼くような激情と冷酷なまでの冷静さを持ち合わせることは絵理にとっても苦しいことだった。出来るなら額に押し当てている手を服の中に滑らせ、思うがままにまさぐりたいとすら思っている。
 小刻みに震え始める尾崎に満足し、ちょうど信号が青になったところで絵理は体を離す。名残惜しげにチラチラとルームミラーで送られてくる視線をかわし、窓の外へと絵理は意識を逃がした。見えてくる神宮球場に仕事用の自分へと切り替えると、まだ切り替えの済んでいない尾崎と目が合う。微笑みかけられて逆に逃げ込んでしまう尾崎に、絵理はまた違う笑みを浮かべてみせる。獲物を追い詰める、猟犬の目。
 あと少し、あと少しだから、ね?

/

「キャッチボールの相手になった甲斐はあったようね」
 憎まれ口を叩く尾崎も、絵理の投球には満足したようだった。球団広報の人間が目を丸くしていたのも、彼女にとっては"してやったり"といったところだろう。絵理は汗ばむ首筋にハンカチを当てながら同じように笑って見せた。
 たかが始球式、されど始球式。そう口にした社長の意思に沿うように、二人はこの始球式に向けても準備を怠らなかった。尾崎と時間を見つけてはキャッチボール。わざわざ元プロ選手まで呼んでレッスンも受けた。全ては他のアイドルとの違いを見せつけ、話題を持っていくため。
 綺麗なフォロースルーを取って放られたボールは、放物線を描いてストライクゾーンを通る。打者のバットは空を切り、キャッチャーミットに収まると歓声が響いた。ベンチでは監督さながらに小さくガッツポーズを取る尾崎を見て、絵理もまた軽く拳を握り締めた。
「始球式はスポーツニュースやスポーツ新聞でも取り上げられるから、普段は絵理を見ないような層にも見て貰えるのが強味よね。一流アイドルはピッチャーでも一流、なんて」
 明日のスポーツ新聞の見出しでも考えているのか、尾崎は意気揚々と球場外のアーケードを歩いていた。その足取りは軽く、ここに向かうまでの雰囲気など忘れているかのようだ。もう球場では試合が始まり、人払いを済ませたアーケードを境にして頭上に響くアナウンスの声が初夏のこの季節にはとても似合っていた。
 絵理は球団スタッフから貰ったツバメのぬいぐるみを脇に抱えながら尾崎の後ろを歩く。いくら関係を解消したとはいえ、まだ絵理の股間に男性器が生えていることには変わりない。人一倍気を払って着替えることには、やっぱりまだ色々な苦労が伴う。尾崎もよくフォローしてくれているけれど、やはりまだぎこちなさは拭えなかった。
 車に乗り込み、もう今日の予定を終えたことを確認すると帰途へつく。またお台場方面へと戻る車の中、しばらくは付け焼刃の野球の知識で盛り上がる。
盛り上がるというよりも尾崎の方から会話を切れさせないように喋るだけで、絵理は頷くだけのことが多かった。構って欲しいというわけではなく、何かに怯えるような口ぶりに絵理は違う意味で楽しみ始める。
 尾崎さん、無理してる?
 先ほどからのテンションの高さも、要は虚勢を張ってるだけ。いっそのことまた体を近づけても良かったのだけれど、あからさまなのでやめることにした。
 豊洲の高層マンション群が見え始め、まずは絵理のマンションへと車を走らせる。マスコミが張っていないか、十分に注意しながら駐車場へ車を停めると、一緒に絵理の部屋の前まで進む。以前だったらそのまま部屋まで連れ込まれ、満足するまで犯されていた。ドアの前まで行くと自然と体が強張るのを尾崎は堪える。もう今は戻ったのよと叱咤して、そこに一抹の寂しさを覚えないうちに絵理をドアの先まで見送った。未練がましくならない程度にその場で立ち尽くすと、ドア一枚先の覗き穴から焦れた顔を見られていることも知らずに尾崎は踵を返す。曲がり角にその背中が消えるまで、絵理は笑みを隠さないままにドアにへばりついていた。

 自分のマンションへ戻ると、もう限界だった。寝室へ行くのも億劫なのか、三人掛けのソファに横たわると尾崎は服の中に手を差し込む。右手の人差し指がクロッチ部分を押し込むと、淫液が染み込んでいくのが分かる。そのまま指を滑らせて直接触れると、グチュリと脳内にまで響くほどの快感の音が突き抜けた。我慢していた情欲をやっと開放できると、尾崎はクッションに顔を埋めると思いのままに指を膣内で暴れさせる。
 関係を解消して一週間で我慢が出来なくなった。なんとも薄弱な精神なのかもしれないが、今まで毎日のように与えられていた餌が急に与えられないとなれば、犬猫でなくとも不満に思うのは当然だと尾崎は誰にともなく言い訳をする。しかし、それだけ絵理からの快楽が強烈であり、また尾崎の精神を蝕むほどに粘着質であったことは事実であった。いつのまにかもう一本、弄くる指が増えていた膣内は完全に男根を受け入れる準備が出来上がっている。
「ふぅぅぅ……! うぅ……!」
 ソファに押し付けた口から漏れる吐息は切ない。尻を高く突き上げ、淫水がソファの上に垂れるほどに激しく膣内を擦った。指の第二関節を折り曲げ、ザラザラとしている、特に気持ちの良い部分を重点的に刺激する。甘い痺れが思考を鈍らせ、クッションから上げた顔はだらしのない女の顔。快楽を貪る雌の表情のまま、自分を高ぶらせていった。
 特に今日の始球式はまずかった。特注のユニフォームに身を包んだ絵理はとても可愛らしく、普段はその細さを心配することもあるふとももが実に健康的に映った。車内での微妙な接近も相まって、妙なテンションで乗り切るしかなかった自分が恥ずかしい。
 膣内を擦る指の動きが激しくなっていく。尾崎は胸を弄くっていた左手を放り出したバッグへと伸ばすと、乱暴に詰め込んだソレを引っ張り出して笑った。紺色のシックな色合いが絵理にはとても似合っていたと思うそのユニフォーム。何だかんだと理由をつけて引き取ったそれは今、私物として尾崎の手の中に納まっていた。
 もう限界が近い。尾崎は母の胸に飛び込むようにユニフォームへと顔を押し付ける。着ている時間はとても短かったとはいえ、照りつける太陽で少なからず絵理の汗が染み込んだユニフォームは、マニアなら喉から手が出るほどの品。それを独り占めし、あまつさえオナニーのネタにする。間接的とはいえアイドルに手を出す輩を嫌悪していた自分が落ちたものだ、と自嘲してもそれは背徳的な快感を呼び起こすものにしかならなかった。出来るなら、こんな自分を絵理に見られ、侮蔑された方がまだマシなのかもしれない。そんな願望も、すぐに責め立てられながら後ろから犯される妄想へと摩り替わってしまう。
 尾崎さんって……変態、さん?
「そうなのぉ……! 私、変態なのぉ……!」
 尾崎の中の絵理の瞳。純粋そうな瞳が徐々に嘲りのそれへと変わっていく。幻滅され、失望され、軽蔑される。心底、恐れているはずの光景が今はとても気持ち良い。
 変態さんなんだ。尾崎さんって。
「そうよぉっ! うっ! わ、私っ、自分のアイドルの服でオナニーしちゃう変態プロデューサーなのぉ!」
 思い出すのは一週間前まで続けられていた快楽の地獄。必死に抵抗しながらも卑猥な言葉を強要され、言わされた隠語の通りに辱められた日々。屈辱的であるはずなのに、覚えこまされた快感は尾崎をなおも縛りつける。今も想像の中の絵理に強要されてオナニーをしているという図式を作り上げた尾崎は、自分の中の絵理にひたすら陵辱されていく。
 じゃあ尾崎さん、変態さんらしく、ね?
 小首を傾げる想像の中の少女に尾崎は涙を浮かべながらも従順に頷く。その視線の先の中空、彼女の目には雌を食おうとする男性器が見えていた。尾崎はソファの上でもどかしく体を動かすと仰向けになる。そのままひざ裏を両腕で抱えこむと、膣内を弄りながら懇願するように脚を開いた。
「私は絵理のお、おちんちんが欲しくて仕方ない、や、やらしい肉奴隷です。お願いします……! 私の中に絵理のたくましいおちんちんを入れて下さいぃ! ううぅぅぅ……!」
 部屋いっぱいに響くと同時に尾崎の体が小刻みに震え始める。歯を食いしばり、夥しいほどの電気信号が脳内の神経を焼き尽くす。下腹部を中心に広がっていく快感が波紋のように全身へと広がっていった。腕の力が抜け、だらしなく脚を放り出してぼんやりと天井を眺める。もう絵理がそこには存在せず、あるのは情けなさと後悔の念だけだ。
 何も、何も変わってない。
 ジワリと涙腺が緩み始め、誰が見ているわけでもないのに腕で顔を隠してむせび泣く。無意識のうちに口は絵理の名前を呼び続けるが、この部屋には彼女しかいない。自分を慰めるはずの行為が誰よりも自分を傷つけ、それでも麻薬のような中毒性に離れられない。たった一週間なのに、今生の別れを果たした男女のような未練がましさに自己嫌悪も止まらなかった。そして、尾崎の中でなんとも脆く築き上げられている堤防が決壊し始めていく。
「絵理……」
 尾崎はゆっくりと、また目の前で紡がれていく絵理の輪郭に向かって白旗を掲げた。

/

 翌日。絵理を事務所に呼び出すと、誰もいない会議室で告白する。もちろん中学生同士のような甘酸っぱいものではなく、むしろ降伏の色合いの方が強い。絵理のペニスを頬張りながら、尾崎は首を勢い良く前後させた。
「尾崎さん……ん、本当に、いいの?」
 尾崎の頭上で絵理が切なそうな声をあげる。二週間とはいえ、絵理もそれなりに堪えるところがあったのだろう。尾崎の熱心な奉仕に満足そうに顔をゆがめた。尾崎も絵理が気持ち良くなっていることを確認して喉を鳴らす。絵理の弱いところなら覚えてるとでも言いたげに、積極的な彼女に絵理の方が押され気味だった。
 事務所に絵理が着いてすぐ、尾崎は少女の手を引っ張ってこの部屋へと連れ込んだ。普段は逆の立場が多い二人からして絵理も目を白黒させているうちにスカートから男根を取り出されると、ようやく愛しい人と再会出来たとばかりにくわえ込んできたのだ。いずれ我慢の限界が、と思っていた絵理もここまで容易く崩れたことに若干の拍子抜けしてしまったことも無理はない。とにかく、ようやく手中に収まったプロデューサーの健気さに満足気に絵理は彼女の頭を撫でる。恥ずかしそうに体をよじるだけで、尾崎は陰茎に無我夢中になっていた。
 ほどなくして射精感が背中を駆け巡り、抗うことなく絵理は腰を前に突き出す。急に突き出されたことで尾崎は苦しそうに眉をしかめるが、すぐに喉を鳴らして精液を一滴たりとも逃さないように嚥下し始めた。まるで熱病にでも浮かされたような尾崎の顔はうっすらと赤らみ、トロンと垂れた目じりは女としての幸せを感じ取っていた。
 ズルリと半勃ちのペニスが引き抜かれ、唾液と精液に塗れたそれを尾崎は舌で掃除し始める。全て絵理が仕込んだことだけれど、ここまで従順で積極的だったろうかと絵理は疑問さえ浮かべてしまう。それほどに尾崎の変化は劇的だった。
 まあ、それなら?
 物欲しげに眺める尾崎をよそに、掃除し終えてまた硬くなっている剛直を無理やりしまう。ここで満足してしまっていてはいけない。床に座ったままの尾崎を立たせ、絵理は最後の確認をした。
「良いってことは、無し?」
 そう言って尾崎の腹を服越しに撫でる。無しとはつまり、コンドーム無しのセックス。ここまで来ても最後まで拒んでいた膣内射精の許可。さすがに尾崎も表情が強張ったが、何を今更とばかりにコクリと頷いた。やっと私のものに。思わず感動で緩む目元を悟られないように、絵理もまたゆっくりと頷く。
 尾崎の手を取る絵理。今日はこれから仕事が待っている。本番はまた明日に持ち越されることになるだろう。尾崎もそれを知ってか、手を取る頃にはプロデューサーの顔に戻っていた。収録に向けて先に着替えておかなければいけないので、絵理は更衣室へと戻る。その間も、二人はずっと手を握っていた。

 更衣室に入った絵理は早速、着替え始める。日常ではお目にかかれない凝った衣装も今やもう慣れたもの。オートで動く体とは別に、頭はずっと尾崎とのことを考えていた。二週間の放置で、完全に絵理のものになった尾崎。しかし、絵理はむしろ、という感情の方が大きい。
 正直、上手く行き過ぎているところが不安で仕方がなかった。有体に言ってしまえば尾崎は流されやすい人間だ。今の状況もただ情欲に翻弄されているだけで、いざその場に直面したときにまた拒まれるかもしれない。杞憂なのかもしれないが、一度その恐怖を知ってしまった絵理としてはなんとしても避けたい事態だった。
 やっぱり、使う?
 絵理はゴソゴソと鞄から携帯電話を取り出すと、慣れた手つきである人物に連絡を取る。聞き慣れた声。いつものやりとり。相手は絵理が罠を仕掛けているなんて思いも寄らないだろう。僅かな罪悪感もすぐに、訪れるであろう明るい未来に押し流されてしまった。大胆さと臆病さを持ち合わせているのも絵理の優れた部分でもある。
 会話を終え、絵理は電話を鞄にしまう。これで出来ることは全てやった。絶対に大丈夫、たぶん、おそらく。
 尾崎さん、待っててね?
 気づくと衣装を押し上げてくる陰茎を見て、もう一度処理してもらおうと絵理は尾崎を呼んだ。



 
 
つづく


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